学校の不登校改善策と成果
文部科学省の平成24年度の報告では、学校による指導の結果登校する又はできるようになった児童生徒の中で、特に効果があった学校の対応は下記の通りです。
学校内での指導の改善工夫
. | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
@ | 26.2%(2,406校) | 41.6%(3,777校) | 21.9%(1,005校) |
A | 21.9%(2,010校) | 39.9%(3,629校) | 27.1%(1,241校) |
B | 10.8%(986校) | 23.5%(2,139校) | 21.9%(1,005校) |
C | 14.4%(1,322校) | 28.2%(2,564校) | 26.3%(1,206校) |
D | 23.2%(2,130校) | 57.1%(5,191校) | 39.6%(1,818校) |
E | 21.2%(1,945校) | 34.7%(3,153校) | 24.6%(1,127校) |
F | 24.2%(2,223校) | 38.2%(3,474校) | 26.7%(1,223校) |
G | 13.7%(1,254校) | 18.7%(1,700校) | 11.6%(532校) |
H | 23.5%(2,152校) | 29.5%(2,677校) | 16.3%(747校) |
I | 22.8%(2,089校) | 48.7%(4,423校) | 25.0%(1,148校) |
@:不登校の問題について、研修会や事例研究会を通じて全教師の共通理解を図った。
A:全ての教師が当該児童生徒に触れ合いを多くするなどして学校全体で指導にあたった。
B:教育相談担当の教師が専門的に指導にあたった。
C:養護教諭が専門的に指導にあたった。
D:スクールカウンセラー等が専門的に指導にあたった。
E:友人関係を改善するための指導を行った。
F:教師との触れ合いを多くするなど、教師との関係を改善した。
G:授業方法の改善、個別の指導など授業がわかるようにする工夫を行った。
H:様々な活動の場面において本人が意欲を持って活動できる場を用意した。
I:保健室等特別の場所に登校させて指導にあたった。
家庭への働きかけ
. | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
@ | 35.6%(3,268校) | 60.9%(5,531校) | 58.3%(2,673校) |
A | 32.3%(2,957校) | 63.1%(5,734校) | 48.9%(2,244校) |
B | 27.8%(2,549校) | 45.4%(4,121校) | 46.9%(2,151校) |
@:登校を促すため,電話をかけたり迎えに行くなどした。
A:家庭訪問を行い,学業や生活面での相談に乗るなど様々な指導・援助を行った。
B:保護者の協力を求めて,家族関係や家庭生活の改善を図った。
他の機関との連携
. | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
@ | 16.6%(1,522校) | 30.0%(2,721校) | 7.9%(363校) |
A | 7.5%(691校) | 16.0%(1,457校) | 16.8%(772校) |
@:教育相談センター等の相談機関と連携して指導にあたった。
A:病院等の医療機関と連携して指導にあたった。
その他
. | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
その他 | 2.3%(215校) | 4.3%(395校) | 4.6%(212校) |
【 不登校児童生徒在籍学校数 】
. | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
@ | 100.0%(9,168校) | 100.0%(9,084校) | 100.0%(4,587校) |
(パーセンテージは、不登校児童生徒在籍学校数に対する割合)
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